お金の勉強始めていますか? 巷で話題の【お金の大学】を読んでみた。

不労不死の商い

お金の勉強始めていますか? 巷で話題の【お金の大学】を読んでみた。

お金。

それは生きていくために誰しもが必要とするもの。

日々社畜として社会の荒波にもまれている筆者も例にもれず、お金を欲し、また変わりゆく社会の先行きに将来への漠然とした不安を抱えていました。

「一生懸命に働いているのに給料は上がらない……」

「今の仕事を続けても無駄なのではないか?」

「将来お金に困るのではないか?」

そんなことを思いながら、特に何をすればいいのかもわからず過ごしていたある日。

筆者父が言いました。

「この本を読んで勉強しなさい。これからはお金の勉強が大事だから」

そうして父から渡された本は、【本当の自由を手に入れる お金の大学】というタイトルの怪しげなライオンが描かれた本でした。

元来保守的な筆者は、お金に不安を抱えていたものの、何となくお金の勉強をすることに抵抗を感じていました。

「なんだか胡散臭そう」

「この本を書いた【両@リベ大学長】とは誰だ?」

懐疑的ではあるものの、とりあえず手元にやってきたこの本を読むことにしました。

せっかくの父の好意を無下にしない様にと、ある意味接待の様な気持ちで表紙をめくったのでした。

そして、読み終わった後、この本を持ってきてくれた父に礼を言うことになるのです。

本記事では、筆者が父に礼を言うに至った【お金の大学】の内容について、ご紹介していきます。

なお、この本の有用性を是非皆さんに感じていただきたいので、ネタバレは極力控えるようにしながら解説していきます。

〇【お金の大学】ここで驚いた!

・著者は表紙の怪しいライオンだった

・お金の知識0でも読める分かりやすい文章や例

・フルカラーで分かりやすい図やイラスト

・実はYoutubeに動画もある

・自分は思った以上に制度やお金について無知だった

表紙をめくって筆者は驚きました。

てっきり何かのキャラクターだと思っていたライオンが著者だったのです。

このライオンが【両学長】と呼ばれている方で、数多の会社を経営してきたいわゆる《成功者》でした。

お金の大学の著者は、

【自由な生活を手に入れるためには、5つの力を鍛えよ】 と語っています。

著者の言う5つの力とは、

【貯める力・稼ぐ力・増やす力・守る力・使う力】 のことで、詳しい説明は割愛しますが、今までお金に無知だった筆者でもかなり分かりやすい内容で、詳しく実用的な方法が書かれていました。

「成功するのは特別な才能があるんだろ!」

うがった見方で読み始めた筆者は、すぐに考えを改めました。

この本はとても再現性の高い形で、誰もが少しずつできるところから取り入れることの出来る気安さで描かれていました。

一例としては、筆者は【貯める力】で紹介される生活費の見直しで、今までかなり無駄なお金を払っていたことを知ってしまいました。

そしてなんと書籍と同等かそれ以上に詳しい形で、Youtubeにも【両学長】はお金についての動画をあげていました。

違いとしては、

・書籍はある程度基本が詰まったバイブル的存在

・動画は時事を含んだ最新の情報

といった印象でしたので、興味のある方はどちらも見てみることをおすすめします。

〇【お金の大学】こんな人におすすめ!

実際に【お金の大学】を読んだ筆者が、この書籍をおすすめしたいと思ったのは以下のような方です。

・お金や人生に漠然とした不安を抱えている方

・将来、お金に困らない生活をしたいと思っている方

・自分がお金に困らない生活をするためにいくら必要か分からない方

・株や投資に興味のある方

お金に悩む人は多いものの、なかなか相談できる人や教えてくれる人はいないと、考えている人が多いと思います。

実際、日本では何故かいっぱいお金を稼ぐことに、悪いイメージがある方も多いです。

友人が「副業を始めた」と言ったときに、「いいな」と考える人は少ないもので、「悪い商売に引っかかったんじゃないか」なんて思ったりすることもあります。

この本は、そういったお金に関する漠然とした悪いイメージを考え直すきっかけをくれるような本です。

近年の学生は授業で経済の勉強が始まりましたが、今の大抵の大人はお金の知識を持たずに社会に出ている人がほとんどです。

学校では誰も教えてくれなかった、しかし社会に出ると、当たり前のように引かれている税金や社会保障、年金など、将来に関わる様々なことを分かりやすく解説してくれています。

漠然としたお金の不安を抱えている方は、まず自分がどれぐらいのお金が必要なのかを知らない場合が多いように思います。

「そういえば奨学金、いつ返済が終わるんだろう?」

「将来年金だけで生活できるのか?」

「いくら貯めたら仕事を辞められるんだ?」

このような疑問や不安に心当たりのある方は、この【お金の大学】を読んでみることをおすすめします。

【お金の大学】には、他にも皆さんに知っていただきたいお金の知識がたくさん書かれていますので、お金の知識を身につけたいと思った方、この記事で興味を持った方は、是非チェックしてみてくださいね。

しかし、どんなに有用な書籍も、内容を全て鵜呑みにするわけではなく、自分の状況にあったものは何か、自分で考え、必要な情報を取捨選択するということが大切です。


本書の著者について Amazonより引用

両@リベ大学長
「日本一自由な会社」の社長。高校在学中に起業し、ITビジネスと投資で10代にして年間1億円以上を稼いだが、数々の失敗も経験し、優秀な経営者仲間やモルディブの大富豪から「本当の社会の仕組み」や「人生を豊かに生きる知恵」を学ぶ。以降本業で20年以上稼ぎ続けながら、「自由な人を増やす」という夢を叶えるために家族や友人向けに発信を始めた通称「リベ大」は、節約・税金・投資・副業のリアルガチなお金の教養を軽妙な関西弁でわかりやすく解説する内容でSNSを中心に熱狂的な支持を得る。YouTube総動画本数1500本超、累計再生数5.5億回超、チャンネル登録者数228万人。Twitterフォロワー数47万人。公式ブログ月間330万PV。Instagramフォロワー数41万人。本書が初の著書となる。