【株式投資|テーマ株|第1回厳選】 データセンター関連 銘柄
この記事ではテーマに絞った優良銘柄を取り上げ、解説を行います。
テーマの選び方は株探など人気投資サイトに掲載されているテーマランキングの中からピックアップていきます。
多くの個人投資家が興味を持っているものが中心になっているので、大きな株価上昇も期待できる銘柄となっています。ただし、個人投資家の期待度が高いため、すでに割高になっているケースもあるので、投資するタイミングが重要になります。
今回のテーマは「データセンター」です。
データセンター関連の銘柄の中で投資歴20年の私が興味の惹かれる銘柄を厳選して紹介させていただきます。
本テーマ関連の銘柄探しを頑張られている方はぜひ、参考にしてみてください。
データセンターとは
通信機器やサーバ・ストレージなどのコンピュータ機器を設置・運用していくために利用する施設。
数多くの精密機器を安定的に稼働させていくために次のような機能などを有した設備になっています。
- 大容量の電源
- 各種災害に備えた対策(自家発電/停電/耐震・免震/消火用ガス)
- 一定の温度・湿度を保てる空調
- 装置の重量に対応できるような高耐荷重の床
- 物理的なセキュリティー(24時間の監視要員/生体認証)
- 広帯域の通信ネットワーク設備
これらの機能を有しているデータセンターは一部の大企業を除いて、自前で建設・運営していくことはコスト的に困難になっています。
国内の事例を見るとでも1つのデータセンターの建設費だけで数百億円というケースも存在しています。
このため、多くの企業では自社でデータセンターを持つのではなく、データセンター事業者が運営するデータセンター内の一部のスペースをデータセンター事業者から借りて、自社の重要システムなどを稼働させる精密機器を設置していることが多くなっています。
おすすめの注目銘柄
前項で述べたデータセンターを建設・運営には多くのお金が動く形となり、これらを自身のビジネスとして活かすことができれば、多くの利益を生み出すことができます。
これらの利益を得ることで好業績・株価成長を期待できるのではないかと個人的に思う銘柄は次の通りです。
9432 日本電信電話
国内トップの電気通信事業者。
世界中で数多くのでデータセンターを運用しており、2023年の資料によると世界3位の事業者シェアを有しています。
今後も生成AI需要などでデータセンター需要の延びが期待されており、日本電信電話では豊富な資金力でデータセンターの建設・展開を計画しています。
中長期で見れば、しっかり利益を生み出すビジネスと期待して良いかと思います。
直近の株価指標やチャートは次の通りです。(みんかぶより引用)
2024年からは下げ基調が続いていますが、私は一時的な下げだと予想しているので、もう少し下落したタイミングで投資してくと高い投資パフォーマンスが期待できるのではないかと考えています。
9503 関西電力
関西の大手電力事業者。
自前のデータセンターを有していましたが、近年では海外の大手データセンター開発・運用事業者であるCyrusOne社との新会社を設立しています。
海外市場で培われた高いノウハウを生かして、首都圏・関西圏の双方での事業展開を計画されており、大きな成長が見込めるのではないかと考えています。
直近の株価指標やチャートは次の通りです。(みんかぶより引用)
こちらは株価がかなり右肩上がりで上昇していますが、PERに対して、株価が非常に割安な印象を持っています。
まだまだ株価に伸びしろがあるのでないかと思いますので、ポートフォリオに組み込むのは悪くない選択だと思います。
【EQIX】EQUINX 米国株
グローバルなデータセンター事業者では超有名企業。
一般的なデータセンター設備だけでなく、大手メガクラウド事業者との専用線接続サービスも提供しており、他社との差別化も進んだ先進企業。
グローバルの大手企業での利用率も多く、安定に成長して、売上を延ばしている。
反面、株価は期待により大きく上昇しており、指標上は割高となっている。
直近の株価指標やチャートは次の通りです。(ヤフーファイナンスより引用)
グロース的な要素が強く、数倍の株価上昇を期待する銘柄を探している方にはおすすめの銘柄。
大化け期待の銘柄です。
最後に
今回はデータセンター関連に関して解説させていただきました。
今後も人気のテーマを中心に様々な銘柄を紹介させて頂く予定なのでぜひ、読んでみてください。
なお、投資は自己責任でお願いします。
また、私が気になっている投資テーマについても別の記事で掲載しています。
興味のある方はぜひ、そちらも読んでみて下さい。