SBI・S・米高配当株式ファンドの魅力解説【高配当ETF】
この記事では2024年12月20日から募集開始予定の新ファンド『SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型))』(愛称:S・米国高配当株式100))の魅力や特徴について解説しています。
高配当株でFIREを達成した私がなぜ、本ファンドに興味が湧いたかを共有させていただきます。
配当金による不労所得が欲しいと考えている方はぜひ、参考にしてみてください。
SBI・S・米高配当株式ファンドとは
SBIグローバルアセットマネジメント株式会社が設定した投資信託(ファンド)となっています。
シュワブ・米国配当株式ETFへの投資となっており、米国株式で構成されています。
構成されている銘柄は連続10年以上配当を支払っているおよそ100銘柄で構成されています。
シュワブ・米国配当株式ETFの2011年からの株価推移は次の通りです。
基本的に右肩上がりになっており、キャピタルゲインも狙えるETFとなっています。
他の大きな特徴は次の通りです。
- 配当利回りが高い 税引き前 3.4%程度
- 信託報酬が安い(楽天のSCHDと比べ) 年間 0.1238%程度
- 配当金は年間4回もらえる(3月,6月、9月12月) 初回は2025年6月予定
詳しく知りたい方はこちらの公式HPでご確認ください。
SBI・S・米高配当株式ファンドの魅力
①財務優良銘柄で構成されており、配当の継続性が期待される
⇒財務優良銘柄は不況などで業績が悪化しても減配しない傾向が高い
②株価推移が好調
⇒前項でも述べたように基本的に株価の上昇が続いており、キャピタルゲインも狙える
SBI・S・米高配当株式ファンドの注意点
①高配当株投資として、配当利回りが低い
配当利回り3%前半のため、高配当株としての魅力は若干薄い。
②為替リスクで含み損が発生する可能性がある
米国株式のみの投資となってしまうため、現状の円安状態で投資すると円高に振れた際に為替差損が発生しやすい。
最後に
年四回の配当金が貰える優良ETFは少ないので、こういった銘柄が日本の証券市場でもっと取り扱ってくれるようになると嬉しいですね。
また、楽天証券とSBI証券で互いに競合して、手数料が更に下がることを期待したいです。