この記事では無料なのに超便利サイト『IR BANK』の使用方法について解説しています。
株式投資を初めて見たけど便利なサイトがないかと考えている方におすすめです。
無料でこんなにデータが充実しているサイトは観たことありません。
高配当株投資で億り人としてFIREした私の個人的な勝手なおすすめ使い方を後述させていただきます。
IR BANKとは
公式には企業分析・銘柄発掘に役立つ過去から最新までの決算内容や財政状態などの推移の一覧がまとめられています。
幅広く情報が整理されており、一度使い始めるとお気に入りに入れること間違いなしです。
そして、会員登録が不要で無料で使えるという神サイトになっています。
IR BANK公式サイトはこちらからアクセスできます。
高配当株投資家 が教える IR BANKの使い方 -基本操作編-
ここではIR BANKで調べたい銘柄にアクセスするための手順を記載してます。
使ったことがある方は基本スキップで問題ありません。
サイトの右上にある虫眼鏡の横にある入力ボックスに調べたい銘柄の証券コードor社名を入力する
参考までに以下の画像の黒い太線で囲んだ部分。
今回はサンプルとして新NISAの成長投資枠でよく購入されている『2914 日本たばこ産業(JT)』を入力する。
次の画面が表示されるので、表示したい銘柄で正しければ銘柄名を押下クリックする。
以下のような画面が表示されれば、正しく『2914 日本たばこ産業(JT)』が表示されています。
以上で基本的な使い方の解説は終了です。
高配当株投資家 が教える IR BANKの使い方 -銘柄分析編-
ここでは高配当株投資を判断するためにIR BANK上でどのような情報を調べるのかを述べています。
私の高配当株投資スタイルに沿った内容になっていますので、事前に以下の記事なども読んでおいていただけると助かります。
左側のメニューにある『決算』を押下クリックしてください。
画面が切り替わり、以下の目次が表示されます。
この目次に含まれている4つの見出しの情報はすべて重要なものになっています。
例えば、高配当株投資で言えば、継続して配当金を受け取るために企業の支払い能力を確認する必要があります。
その場合はまずは財務状況に記載されている利益剰余金と有利子負債を確認します。
有利子負債が利益剰余金を大きく上回っていたり、利益剰余金が少ない場合は投資するには注意が必要です。
利益剰余金が少ないかどうかの判断については配当推移の情報を確認する必要があります。
利益剰余金が下記の画像に表示されている最新の剰余金の配当を大きく上回っていれば、赤字が出ても配当の支払い能力はあると判断できます。
ただし、利益剰余金を使って配当金を支払うかどうかは企業の判断なので、企業側の経営方針などを確認することをおすすめします。
続いても、高配当株投資で重要な配当金を払える能力の調べ方についてです。
企業は基本は利益から株主に対して配当金を支払っています。
このため、利益から何パーセントを配当金に割り当てるかは企業の判断になります。
配当金をたくさんもらえるのはうれしいですが、利益のほとんどを配当金に割り当ててしまうと企業側は新規投資のお金がなくなり、成長が鈍化してしまう可能性があります。
このため、企業が生み出す利益がどの程度配当に割り当てられているのか確認する必要があります。
ちなみに一般的にはこの指標は配当性向と呼ばれています。
確認すべきポイントは下記の図の青色太線で囲んだ部分です。
ここでは時系列での推移が重要になります。
配当性向が右肩上がりの企業はいずれ配当が支払えなくなる可能性があります。
特に80%超えてくるようであれば、危険信号だと私は判断しています。
ただし、安定した利益が見込める成熟企業であれば、この限りではありません。
他にも上記の表に記載されている一株配当が減配なく、増配・現状維持が継続されているか高配当株投資では重要です。
特に過去の不況時(リーマンショックやコロナショック)に減配されていないことは大きなポイントです。
他にも述べたい使い方もあるので、将来的には追記していこうと思います。
最後に
自分で高配当株に挑戦してみたいという方にIR BANKは絶対に利用がおすすめです。
はじめはよくわからない情報も多いとは思いますが、使っていればどんどん良さがわかります。
とりあえず、IR BANK公式サイトをお気に入りに登録しておきましょう。
また、毎月、おすすめ高配当株・株主優待銘柄や私の配当金推移などをブログで掲載していますので、そちらも参考に閲覧していただければ幸いです。
以上です。それではよい投資で自由な人生を目指しましょう。!!